こんにちは!ジャパマレさんです!
※こちらの記事にはアフィリエイト広告を含みます。
今回は、マレーシアで毎年行われる
イスラム教の大切な行事ラマダンについて紹介したいと思います。
2024年のラマダンの期間
3月10日(日)~4月9日(火)
このブログの管理人兼ゆめ子のお世話係
ジャパマレさん
現在もマレーシアに7年近く住んでいる、現地採用枠の日本人。
ゆめ子ちゃんのマレーシアへの疑問や不安な部分を取り除きたいと
いつでも一生懸命!
皆からの質問もお待ちしております!
将来マレーシアに住みたいと夢を見ている女の子
ゆめ子
夏が好き。観光も好き!
だったらマレーシアに住んじゃおうかな!
分からない事しかないけど、ジャパマレさんに聞けば良いよね!
ラマダンとは?
ラマダンとは、イスラム暦の第9月にあたる期間で、
ムスリム(イスラム教徒)は日の出から日没まで飲食を断つという厳しい戒律を守ります。
それでも仕事をしなきゃいけないなんて…
ラマダンは、自分の欲望を抑えて神に対する信仰心を高めるとともに、
貧しい人々の苦しみを体験して慈善心を育むことを目的としています。
ラマダンの期間は新月の観測によって決まるため、
毎年太陽暦では11日ずつ早くなります。
今年の日付は冒頭にも記載しておりますが
ラマダン中のマレーシアの様子
マレーシアはイスラム教が国教であり人口の約60%がムスリムです。
ラマダンの時期は、マレーシアの社会や文化に大きな影響を与えます。
日没後に家族や友人と一緒に食べることで、
断食の苦しみを分かち合い、絆を深める機会となります。
また、デーツ(ナツメヤシの実)や水などで口を潤し、神への感謝の気持ちを表します。
デーツは、栄養価が高く、断食後の体に優しい食べ物とされています。
味はプルーンや乾燥レーズンに近いでしょうか。
ついつい何個も食べちゃう
カロリー高いので気を付けてね
ラマダン中は、モスクでの礼拝が盛んに行われます。
特に夜には、クルアーン(イスラム教の聖典)の全章を読み終えることを目指して、
「タラウィー」と呼ばれる集団礼拝が行われます。
タラウィーは通常の5回の礼拝に加えて行われるため、
ムスリムはラマダン中は長時間モスクに滞在することになります。
モスクではタラウィーの後に、無料の食事や飲み物が提供されることもあります。
これはムスリムがラマダン中に行うの一環として、富裕層が貧困層に施す慣習です。
ムスリム(イスラム教徒)以外の人への影響は?
ラマダン中は、マレーシアの街にも変化が現れます。
日中は、ムスリムの経営する飲食店が閉まっていたり、
営業時間が短くなっていたりします。
しかし、夕方になると、ラマダンバザールと呼ばれる屋台があちこちに出現します。
ラマダンバザールでは、マレーシア料理、インドネシア料理やタイ料理など、
様々な種類のハラール(イスラム教の戒律に従った)食べ物が売られています。
ラマダンバザールは、ムスリムだけでなく、非ムスリムにとっても楽しみの一つで、
多くの人で賑わいます。ラマダンバザールで買った食べ物を持ち帰って夕食にする人も多いです。
いろいろなエリアでやっているのね!
ラマダン明けのお祝い「ハリラヤ」
ラマダンの一か月間の断食が終わると、
イスラム教の最大の祭りである「イード・アル=フィトル」が始まります。
マレーシアでは、「ハリラヤ・プアサ」と呼ばれています。
ハリラヤは、約3日間続き、ムスリムは新しい服を着て、家族や親戚、友人と食事をしながら祝います。
とてもにぎわっているよ
朝にはモスクで特別な礼拝が行われ、その後には墓参りをする人もいます。
ムスリムの家では「オープンハウス」と呼ばれるもてなしを行い、
誰でも自由に訪れて食事やお菓子を楽しむことができます。
オープンハウスには、ムスリムだけでなく非ムスリムも招待されることがあります。
ラマダンにマレーシアを訪れる際の注意点
ラマダンは、ムスリムにとって非常に重要な時期です。
そのため、マレーシアを訪れる際には、以下の点に注意すると良いでしょう。
- ラマダン中の日中、公共の場で飲食や喫煙をすることは控えましょう。
特にムスリムの多い地域では、非ムスリムでも罰金を科されることがあります。ホテルやショッピングモールなどの私有地では、
飲食や喫煙が可能な場合もありますが、周囲のムスリムに配慮しましょう。ゆめ子食べられないときに
目の前で他の人が食べているのを見ると
ちょっと考え物よね… - ラマダン中は、ムスリムの飲食店の営業時間が変更されることがあります。
また、イスラム教徒の多い地域ではラマダンの間は夜遅くまで営業する場合があります。
事前に営業時間を確認するか、非ムスリムの経営する飲食店を利用しましょう。
ジャパマレさんマレーシアは事前情報が少なく、
当日になって動き出すこともしばしば笑 - ラマダン中は、ムスリムが忙しくなることがあります。
特に夕方から夜にかけては、イフタールやタラウィーのためにモスクに行ったり、
家族や友人と集まったりします。そのため、ビジネスや観光の予定を立てる際には、
ムスリムの都合に合わせることが望ましいでしょう。ゆめ子ラマダン・カリーム
「ラマダン・ムバーラク」(ラマダンの祝福を)と言ってあげると喜ばれます。
まとめ
ラマダンは、マレーシアのムスリムにとって大切な時期ですが、非ムスリムにとってもマレーシアの文化や人々を知る機会となります。
ムスリムの生活や信仰に敬意を払いながら、ラマダンバザールやモスクの雰囲気を楽しみましょう。
ラマダン明けのハリラヤのお祝いに参加することで、マレーシアの多様性や調和を体験することができます。
マレーシアのラマダンは、一生の思い出に残るでしょう。ぜひ、マレーシアのラマダンを楽しんでください!
旅行の際はジャパマレさんも良く使う
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